Fig. 1 — ダージリン ファーストフラッシュ、高地産
標高およそ2000メートル、朝夕の霧が畑を包む茶園から届く一番摘み。渋みより先に、青草と花の香りが立ちます。水はぬるめが合います。
Fig. 0 — Camellia sinensis、茶樹、当店中庭の見本木より写す
水色(すいしょく)の薄い一杯は、創業から一度も出したことがありません。 産地別シングルオリジン紅茶8種を、量りで、缶で、お届けします。
| 品種 | 産地 | 100gあたり |
|---|---|---|
| ダージリン ファーストフラッシュ | インド・高地 | ¥1,800 |
| ウバ | スリランカ・高地 | ¥1,400 |
| キームン | 中国・安徽省 | ¥1,300 |
産地の異なる紅茶を並べると、水色(すいしょく)も香りも、驚くほど違う。同じ「紅茶」の名で括ってしまうのは惜しいと、開業の当初から思っていました。ここに掲げる8種は、いずれも単一の産地・単一の茶園から仕入れる、混ぜ物のない一葉です。
淹れ方は目安です。湯の温度、蒸らす時間、どちらも茶葉の状態や季節でわずかに変わります。迷ったら、まずは表の数字どおりに淹れてみてください。
Fig. 1 — ダージリン ファーストフラッシュ、高地産
標高およそ2000メートル、朝夕の霧が畑を包む茶園から届く一番摘み。渋みより先に、青草と花の香りが立ちます。水はぬるめが合います。
Fig. 3 — ウバ、高地産
世界三大紅茶のひとつに数えられる高地産。乾いた向かい風が育てる独特の香り(ウバフレーバー)は、メントールに似た清涼感を伴います。ミルクを落としても負けません。
Fig. 2 — アッサム、低地産
Fig. 4 — ディンブラ、中地産
Fig. 5 — キームン、安徽産
Fig. 6 — 雲南紅茶、雲南産
Fig. 7 — ニルギリ、南インド産
Fig. 8 — ケニア、高地産
月替わりのブレンドは、番号を振って帳面に残しています。同じ配合を二度と作らないわけではありませんが、季節の一葉が変われば、当然、味も変わります。ここでは直近の記録を公開しています。
| 号 | 年月 | 名 | 配合と一言 |
|---|---|---|---|
| No.058 | 2026年7月 | 涼風 | ディンブラを軸に、レモングラスと矢車菊を一片。水色は明るい橙。氷を入れても崩れません。 |
| No.057 | 2026年6月 | 梅雨明け | アッサムに、軽く燻した一葉をわずかに利かせました。雨上がりの朝に合わせて。 |
| No.056 | 2026年5月 | 新茶祝い | ダージリン ファーストフラッシュを主役に、キームンで奥行きを添えました。 |
| No.055 | 2026年4月 | 花冷え | ウバに桜葉を一片。渋みの中に、ほのかな塩味が残ります。 |
| No.054 | 2026年3月 | 早春 | 雲南紅茶にジンジャーの根をごく少量。体の内側から温まる一杯です。 |
店頭では、8種の茶葉すべてを量り売りしています。真鍮の天秤で計り、和紙の内袋に包んでからお渡しします。缶をお持ちいただければ、そのまま詰めることもできます。
遠方のお客様には、缶入りでお届けしています。缶は光を通さないため、量り売りの和紙袋よりも風味が長持ちします。お届けまで、船便ではなく通常の宅配便で3〜4日ほどです。