光の記憶
Traces of Light
2026.7.11 — 9.6
第47回企画展
Interior of Chion-in, c.1890
01 — 会場から
展示室を、歩く。
1860年のロンドンで撮られた果実の静物と、2011年の四条通りに射す夕陽。写された時代も国も異なる6点を、"静けさ"という一本の糸でつなぐ。会場の順路にならい、横へ横へと進んでご覧ください。
02 — 出品作家
光をとどめた、六つの眼差し
本展は月白画廊の自主企画であり、収蔵作品ではなく公共コレクションからの借用で構成する。時代も国籍も異なる撮影者・提供元を、記録の年代順でなく作品の並びの順に紹介する。
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DaderotWikimedia contributor活動年不詳
現代の記録者として世界各地の建築・美術館収蔵品を撮影し続ける匿名の写真家。本展では「町家点景、四条通り」(2011年頃)を出品。
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ロジャー・フェントンRoger Fenton1819–1869
英国の写真家。大英博物館の専属写真家として彫刻や標本を撮影したのち、1860年前後に手がけた果実の静物連作の1点、「静物、果実」を出品。
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作者不詳(クリーブランド美術館 収蔵)Cleveland Museum of Art19世紀
オープンアクセス・コレクションより、波と菊を型染めした「風呂敷、波に菊」を借用。作者・産地の記録は残っていない。
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撮影者不詳(University of Newcastle, Australia)Special Collections20世紀初頭
ガラス原板約450点からなる収蔵群より、「西本願寺 御影堂 内陣」の1点を提供。撮影者名は台帳に記載がない。
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日下部金兵衛Kusakabe Kimbei1841–1934
横浜を拠点に活動した写真師。手彩色による風景・風俗写真で幕末から明治期の日本を海外へ紹介した。本展の中心作品「知恩院 内陣」を出品。
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フランク&フランセス・カーペンター・コレクションCarpenter Collection, Library of Congress1910年代
世界各地を撮影した紀行作家夫妻の記録。日本各地を撮影した一群から「吉田の鳥居と富士」を借用した。
03 — アーカイブ
これまでの企画展
年6回、会期を区切って展示を入れ替える。直近6回の記録。
- 第46回 硝子越しの街 写真 2026.4.18 – 6.28
- 第45回 灰と釉 陶芸 2026.1.10 – 3.15
- 第44回 紙上の庭 現代美術 2025.10.4 – 12.21
- 第43回 型染めの記憶 染織 2025.7.5 – 9.14
- 第42回 間合いの器 木工 2025.4.12 – 6.22
- 第41回 昏れの色 絵画 2025.1.11 – 3.16
04 — 利用案内
ご来廊にあたって
- 会期
- 2026年7月11日(土)— 9月6日(日)
- 休廊日
- 月曜日(祝日の場合は翌火曜) / 展示替期間(9.7 – 9.11)
- 開廊時間
- 11:00 – 18:00(入場は17:30まで)
- 入場料
- 一般 800円 / 学生 500円 / 高校生以下 無料
- 住所
- 〒600-8411 京都市下京区綾小路通西洞院東入る 御供石町128
- アクセス
- 阪急京都線「烏丸」駅より徒歩8分
京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅6番出口より徒歩7分 - お問い合わせ
- 075-000-0286(火 – 日 11:00 – 18:00)
info@geppaku-gallery.example
大正期の町屋を改装した建物のため、入口の段差が高めです。車椅子でのご来廊は事前にお電話でご相談ください。会場内は撮影可(フラッシュ不可)、飲食物のお持ち込みはご遠慮いただいています。