No. 25
昭和レトロポップ Showa Retro Pop
昭和30〜40年代の銭湯ポスター・相撲の番付表・ホーロー看板の様式美をWebに。にぎやかで人懐こいのに活字と罫線の規律がある。朱と藍のベタ塗りを恐れず、罫線の階層と縦書きで秩序を作る。『レトロ風の小綺麗なカフェ』でなく本物の大衆文化の圧。飲食・銭湯・商店街・観光に。

仕様
| typography | display |
|---|---|
| color-strategy | wa-traditional |
| density | dense |
| layout | editorial |
| ornament | print-texture |
| motion | static |
| mood | nostalgic / energetic |
| industry | restaurant-food / local-business / event |
| 架空企業 | 架空・立花湯(下町の銭湯) |
| license | 商用利用可・改変可・クレジット不要 |
検証記録
verified_at: 2026-07-11
公式パイプライン検証(Claude Code / sonnet subagent): 別セッションのagentに DESIGN.md + tokens.css のみを渡し、別業種=大衆食堂『ちどり食堂』で再生成(verification/taishu-shokudo)。初回で不一致を検出→DESIGN.md改稿→r2で合格(tier-A 🔴0/🟡0)。藍地の暖簾パネル・木札の営業札・番付表・縦書き・朱と藍のベタ塗り・網点のprint-textureまで、業種替えでもテイスト一致を独立審査員が確認
DESIGN.md
https://3pt.co.jp/design-library/md/showa-retro-pop/DESIGN.md
# DESIGN.md — 昭和レトロポップ / showa-retro-pop
> **使い方**: このファイルをプロジェクトに置き、AIに
> 「DESIGN.md に従って◯◯のサイトを作って」と指示してください。
> ライセンス: 商用利用可・改変可・クレジット不要(AIっぽくないデザイン見本帳 / サードパーティートラスト)
## 1. コンセプト
昭和30〜40年代の銭湯ポスター・相撲の番付表・ホーロー看板の様式美をWebに持ち込む。
にぎやかで人懐こいのに、活字と罫線の規律がある。「レトロ風の小綺麗なカフェ」ではなく、
本物の大衆文化の圧を出す。朱と藍の面のベタ塗りを恐れず、罫線の階層と縦書きで秩序を作る。
**キーワード**: 大衆・番付・ホーロー看板・活字の圧・縦書き
**この見た目が向く場面**: 銭湯・温浴施設・商店街の老舗・駄菓子屋・大衆食堂・祭事/催事・
昭和・下町を売りにする小売や飲食
## 2. タイポグラフィ
- 大見出し(屋号・ヒーロー・番付の大字): Reggae One / ウェイト400のみ(1ウェイトしかない太い
ブロック体。見出しの圧そのものが主役になる書体なので、字間は詰めすぎない `letter-spacing: 0.02em`)
- 中見出し・飾り文字(セクション見出し・番付タイトル・木札の値): Kaisei Decol / ウェイト700
(小見出しや飾り文字は500、本文寄りの飾りは400)
- 本文: Zen Kaku Gothic New / ウェイト400 / サイズ 15.5px / 行間 1.85 / 字間 0.01em
- 見出しスケール: h1(屋号・スクリーンリーダー専用。視覚的には暖簾の意匠で表現)/
h2 24〜32px(`clamp(24px, 4vw, 32px)`)/ 番付見出し 26〜38px / 本文太字(帳票の項目名など)14px
- 数字は漢数字と洋数字を使い分ける。**格式・伝統を語る文脈(創業年・営業時間の意匠表示・
番付の番号・暦の日付・室温・人数)は漢数字**(例: 昭和八年、十五時-二十四時、横綱、
九十度、八名、十二月二十二日)。**実務的に読み取る数値(価格・電話番号・地図上の分数表示・
最終受付時刻の補足)は洋数字**(例: 550円、03-0000-0000、15:00〜24:00)。
同じ情報を両方で併記してよい(例: 木札には「十五時-二十四時」、直後に補足で「15:00〜24:00」)
- 特記: **縦書き(`writing-mode: vertical-rl`)を見出しや暖簾風の要素に必ず使う。**
本デモではヒーローの暖簾(屋号を1文字ずつ縦書き)・番付の「東」「西」ラベル・行司(亭主挨拶)・
フッターの屋号で使用。英字の eyebrow は多用しない(本テイストは和文の圧で語るため、
英字ラベルは SAUNA GUIDE 等ごく一部の実務的な節にとどめる)
## 3. カラー
wa-traditional。朱と藍の2色が主役、面のベタ使いを恐れない。
| 役割 | 値 | 使用比率の目安 |
|---|---|---|
| 背景(ベース・生成り) | #f5ead3 | 45% |
| 背景(節替え・淡) | #eee0bc | — |
| テキスト(主・墨) | #2b2620 | 25% |
| テキスト(弱) | #6b5c46 | — |
| アクセント主役1(朱) | #c93a2c | 15%(面で使う) |
| アクセント主役2(藍) | #2a4b7c | 10%(面で使う) |
| アクセント少数(抹茶) | #77804a | 3%未満(帳票・一覧内の「特記行」の左罫アクセントのみ) |
| 罫線(太・墨) | #2b2620 | 2px の節区切り |
| 罫線(中) | #6b5c46 | 1px の内部区切り |
| 罫線(細) | #b6a583 | 0.5px の行区切り |
- 配色ルール: 朱と藍は**面(セクション背景・暖簾・木札・番付ラベル)で堂々と使う**
(スイス系の「点でのみ」とは対照的に、ホーロー看板の色面としてベタ塗りする)。
抹茶は最小の差し色(3%未満)として、帳票・一覧の中で「特記すべき1行」(限定・行事・
注意事項・おすすめ等、業種に応じた「通常と違う」行)を示す左罫アクセント
(`border-left: 3px solid var(--color-matcha)`)にのみ使う。他の2色(朱・藍)と
同一要素で混在させない。デモでは「湯守暦」の行事湯の行に使用。該当コンテンツが
存在しない業種でも、価格表・営業案内・メニュー等の帳票内に必ず1行、抹茶罫の
アクセント行を設けること(例: 大衆食堂なら「本日のおすすめ」「数量限定」の1行等)
- **朱の面(#c93a2c 背景)に載せる小さな文字(14px程度以下・非装飾書体)は白 (#fff) を使う。**
生成り(#f5ead3) を朱地に載せると 4.3:1 前後でAA基準(4.5:1)をわずかに割るため、
実務的な可読テキストは白、装飾的な大字(24px以上・Reggae One等)は生成りで良い
- 藍の面(#2a4b7c 背景)に載せる文字は生成り(#f5ead3)で問題ない(コントラスト比 7:1 以上)
- 明朝・オフ黒ではなく墨(#2b2620)・生成り(#f5ead3)を基調にする。純白・純黒は使わない
(白は上記の朱面上の可読性確保という限定用途のみ)
## 4. レイアウト・余白
- コンテンツ最大幅: 1180px
- グリッドの性格: 誌面型(editorial)。段組・罫線・囲み記事で構成する。密度は高め
(density: dense)だが、罫線の階層(太2px/中1px/細0.5px)で情報を整理し、雑然とさせない
- セクションは**朱地・藍地・生成り地を交互に敷く**(ホーロー看板の色面のように、節ごとに
背景色そのものが変わることを許容する。白背景に薄いアクセントを差す設計にしない)
- 料金表・営業案内・サウナ諸元・売店は**太罫線(2px)で囲んだ帳票(ledger)型**で組む
(`<table>` に caption・太い外枠・内部は細罫で行区切り)
- 「お風呂番付」は実物の番付表を模す: 中央に行司(店主挨拶を縦書きで)、左右に東方・西方を
振り分け、各段を横綱・大関・関脇・小結・前頭…の番付語彙で組む。西方は鏡像に右寄せで組み、
中央から外側に向かって視線が流れるようにする
- **ヒーローは中央寄せ+CTAにしない。** 銭湯の入口として組む: 縦書きの屋号の暖簾
(3枚の布に1文字ずつ、間に藍の地色が覗く「裂け目」を模した gap を空ける)+
「わ」札(営業中を示す木札)+営業時間を示す木札(漢数字の意匠表示+洋数字の補足)+
入浴料の朱地タグ。ボタンは置かない(CTAという概念自体を持ち込まない)
- 各セクション見出しの頭には「はんこ(角版の朱印風スタンプ。漢数字の壱弐参四伍…を白抜きで)
+ わずかな回転(-4deg)」を置く。節番号の代わりとして機能する固有の型組み
## 5. コンポーネントの質感
- ヘッダー・ナビゲーション: 生成り地・墨文字、下線なし。ホバーで文字が朱に変わり、
同時に下線が入る(色のみに依存しない状態変化)。ロゴは丸い朱の判(「湯」の1字、白文字)+
屋号のKaisei Decol横書き
- 角丸: **矩形要素には使わない(0px)。** ただし「わ」札の丸判・屋号ロゴマークなど、
実物が円形の木札・判である意匠に限り `border-radius: 50%` の完全な円を許可する
(角丸カードのような「四角を丸めた」処理とは区別する)
- 影: 使わない。奥行きは版画的な色面の重なりで作る(後述の「版ズレ」参照)
- 境界線: 太2px(節の外枠・帳票の外枠)/中1px(帳票内の列区切り)/
細0.5px(帳票内の行区切り・リスト内の項目区切り)の3階層を常に使い分ける
- ボタン: **原則として置かない。** 誘導はナビゲーションとページ内アンカーのみで行う
(銭湯の実店舗案内という性質上、CVボタンを主役にしない設計)
- カード的要素: 「アイコン+見出し+説明の角丸カード」は使わない。区切りは帳票(罫線で
囲んだ表)・番付(罫線グリッド)・売店パネル(太罫線の枠+墨地の見出し帯)で表現する
- フォーム要素: 本テイストのデモには使用しない(銭湯案内サイトに入力フォームは不要という
判断。予約や問い合わせを実装する場合は、帳票と同じ太罫線の枠・角丸0で組むこと)
- 画像の扱い: 写真は使わず、線幅2pxで統一した自作インラインSVG(桶・下駄・煙突・富士山)
のみを使う。富士山アイコンだけは例外的に藍の面と生成りの雪冠の2色フラット塗りを持つ
(銭湯のペンキ絵そのものの表現のため。グラデーションは使わない)
- アクセント色の適用範囲: 朱=ヒーローの暖簾/木札/入浴料タグ、はんこ、売店セクションの背景、
番付の東方見出し。藍=ヒーロー背景、サウナセクションの背景、番付の西方見出し。
抹茶=帳票・一覧内の「特記すべき1行」(限定・行事・注意事項・おすすめ等)を示す
`border-left: 3px solid var(--color-matcha)` の左罫アクセントのみ(本デモでは
「湯守暦」の行事湯の行に使用)。業種が変わり該当コンテンツ名が無くても、
価格表・営業案内・メニュー等の帳票に必ず1行この抹茶罫を設ける。この3色を
同一要素で混在させない
- **紙のザラつき**: `body::before` に固定オーバーレイとして SVG feTurbulence ノイズを
opacity 0.05・mix-blend-mode: multiply で重ねる
- **網点(ハーフトーン)**: CSSの `gradient` 関数は使わず、自作の小さな円を敷いた
SVGデータURIを `background-image` にタイル表示して面に階調を作る(`.halftone-ink` /
`.halftone-cream` クラス)。**網点は最低1セクションに必ず適用すること。**
目安は「情報密度が高い節の背景」(一覧・番付・価格表など、罫線が多く紙面が詰まる節)。
tokens.cssやデモのCSSクラス(`.halftone-ink` / `.halftone-cream`)をコピーしただけで、
実際にどの要素にも class を付与しない状態(=未使用の死んだCSS)で終わらせないこと。
業種が変わっても、「当店の一覧・番付に相当するセクション」に必ず1箇所は適用する
(本デモでは「お風呂番付」セクションの背景に `.halftone-cream` を適用)
- **版ズレ**: 見出しに墨の本体テキストと、2pxオフセットした朱の複製テキスト(`aria-hidden`)
を重ねる。`text-shadow` や `box-shadow` は使わず、実要素を2枚重ねて表現する
(`.kasure` / `.kasure-ghost` / `.kasure-main`)
## 6. モーション
- 量: **static(一切動かさない)。** ポスターの静止の強さで見せる
- 使う動き: リンクのホバーによる色変化+下線の出現のみ(`transition: color .12s ease`)。
それ以外のトランジション・アニメーションは一切使わない
- 使わない動き: スクロール連動フェード、パララックス、数字のカウントアップ、
マーキー、カルーセル、要素の出現アニメーション全般
## 7. 写真・イラスト・図版
- 写真は使わない。**銭湯の道具(桶・下駄・煙突・富士山)を線幅2pxで統一した自作インラインSVG**
で表現する。絵文字・既製アイコンフォント・素材アイコンの寄せ集めは一切使わない
(SVGは `<symbol>` として1箇所に定義し、`<use>` で使い回す)
- 富士山アイコンのみ、藍の山体+生成りの雪冠という2色のフラット塗りを持つ
(ペンキ絵の表現。グラデーションでの階調表現は禁止のため、色面の分割で表現する)
- アイコンは1画面に1〜2個程度、意味のある場所(釜・熱源の説明、売店の分類見出し、
アクセスの目印)にのみ使う。ランク一覧など反復要素の1件ごとにアイコンを並べる
「アイコン+見出し+説明」の量産はしない
## 8. 禁止事項(must not)
- Inter / Roboto / Arial / system-ui / Noto Sans をデフォルトで使わない
(Reggae One / Kaisei Decol / Zen Kaku Gothic New で組む)
- CSSの `linear-gradient` / `radial-gradient` / `conic-gradient` を一切使わない
(網点による階調表現も CSS gradient 関数ではなく、SVGドットパターンの背景画像タイルで作る。
`background-clip: text` によるグラデ文字も使わない)
- `box-shadow` / `text-shadow` を使わない(奥行きは色面の重なり・罫線・オフセットした
実テキスト要素の二重化で作る)
- 矩形要素の角丸を使わない。角丸を許すのは「わ」札や判のような実物が円形の意匠のみ
(`border-radius: 50%` の完全な円に限る。半端な角丸カードは作らない)
- 中央寄せ+主/副ボタン2つ+下に画像という定型ヒーローを作らない。
暖簾・木札・番付といった「銭湯の実物」で入口を構成する
- 絵文字・既製アイコンフォント・素材アイコンをアイコンに使わない
(桶・下駄・煙突・富士山など、線幅を統一した自作SVGのみ)
- スクロール連動アニメーション・数字のカウントアップ・パララックス・マーキー・カルーセルを
使わない(motion: static を厳守)
- 「レトロ=セピアフィルタ」に逃げない。写真にセピア/ヴィンテージフィルタをかけて
済ませる表現は使わない(本テイストは面の色・罫線・書体・縦書きで昭和を作る)
- 朱の面(#c93a2c)に生成り色(#f5ead3)の小さな文字(14px前後以下)を直接載せない
(AAコントラスト比を割るため。白 (#fff) を使うか、墨地の小旗チップに乗せる)
- `.halftone-ink` / `.halftone-cream` をCSSに定義するだけで、実際のHTML要素に
class を付与しない「死んだCSS」で終わらせない(網点は最低1セクションの背景に
必ず適用し、目視で確認できる状態にすること)
- 抹茶(`--color-matcha`)を丸ごと未使用のまま終えない。「湯守暦」に相当する
コンテンツが業種にない場合でも、帳票・一覧の「特記すべき1行」に抹茶の左罫
アクセントを必ず1箇所設けること(朱・藍の2色構成に縮退させない)
## 9. 実装ノート
```css
/* tokens.css — この変数セットをそのまま使うこと */
:root {
--color-bg: #f5ead3; /* 生成り(地)45% */
--color-bg-alt: #eee0bc; /* 生成りの節替え */
--color-ink: #2b2620; /* 墨(本文・見出し文字) */
--color-text: #2b2620;
--color-text-weak: #6b5c46; /* 弱色(キャプション・日付) */
--color-vermillion: #c93a2c; /* 朱(アクセント主役) */
--color-indigo: #2a4b7c; /* 藍(アクセント主役) */
--color-matcha: #77804a; /* 抹茶(差し色。3%未満) */
--color-rule-bold: #2b2620; /* 罫線・太 2px */
--color-rule-mid: #6b5c46; /* 罫線・中 1px */
--color-rule-fine: #b6a583; /* 罫線・細 0.5px */
--font-display: "Reggae One"; /* 大見出し */
--font-deco: "Kaisei Decol"; /* 中見出し・飾り文字 */
--font-body: "Zen Kaku Gothic New"; /* 本文 */
--space-unit: 8px;
--radius: 0; /* 角丸は使わない。丸判等の例外のみ50% */
--max-width: 1180px;
}
```
- フォント読み込み:
`https://fonts.googleapis.com/css2?family=Reggae+One&family=Kaisei+Decol:wght@400;500;700&family=Zen+Kaku+Gothic+New:wght@400;500;700;900&display=swap`
- 朱の面に載せる14px前後以下の実務文字は `color: #fff` を明示する(`--color-bg` を使わない)。
代表例: `.sign-price`, `.brand-mark`, `.sign-open .roundel`, 明地セクション上の `.hanko`
- 藍/朱の面地セクション内に生成り地の帳票・カードを置くときは、必ず帳票側で
`color: var(--color-ink)` を明示すること。親セクションの `color` を継承させたままにすると
「生成り文字 on 生成り地」で文字が消える事故になる(本パターンでは `.ledger` /
`.sign-open` / `.baiten-panel` に明示済み)
- 網点は `background-image: url("data:image/svg+xml,...")` の小さな円タイルで作る
(`gradient` 関数を使うと自動スロップ検知に引っかかるため使用不可)
- 版ズレは `.kasure`(position:relative) > `.kasure-ghost`(position:absolute, 朱,
aria-hidden) + `.kasure-main`(実テキスト)の二重構造で実装する
- 縦書きは `writing-mode: vertical-rl; text-orientation: upright;`(1〜2文字の見出し)
または `text-orientation: mixed;`(複数文字の挨拶文)を使い分ける