Chrome Extension Manual / AI対応チェッカー by 3PT|LLMO・AI検索対策

読まれているかを、色で答える。

robots.txt と生HTMLだけを読み、表示中のページが ChatGPT・Claude・Perplexity の検索クローラに届く状態かを判定します。示すのは事実と色だけで、順位づけはしません。

画面構成

ツールバーのバッジ + ポップアップ

判定

3項目 / 4色(緑・黄・赤・グレー)

公開版

v1.1.0 / 日本語UI

色が変わる条件を、先に決めてある。

見ているのは3項目だけです。何を根拠に色を変えるかを固定してあるので、同じページなら誰が見ても同じ結果になります。

土台①

AI検索クローラ

robots.txt を役割別に読み、AI検索の検索用クローラ・ユーザー起点フェッチ・学習用クローラのどれをブロックしているかを分けて表示します。ChatGPT検索・Claude検索・Perplexity の検索用クローラがすべてブロックされているときだけ、この項目は未対応になります。

土台②

本文の生HTML可読性

ページのHTMLをそのまま取得し、JavaScript実行前の本文量を数えます。レンダリング後の本文量と突き合わせ、本文がJavaScript依存で生HTMLに載っていない状態を見分けます。短いページを取り違えないよう、判定は文字数の絶対値と比率の両方で行います。

判定③

AI利用の制限指定

meta robots と X-Robots-Tag を読み、nosnippet、noarchive、noindex など公式に文書化された指定の有無を挙げます。この項目は単独では未対応になりません。制限があるという事実の表示にとどめ、色は最大でも黄までです。

赤にできるのは、土台の2項目だけ。

問題のないページを未対応と表示してしまう誤りのほうが、実害が大きい。だから未対応の条件は厳しく、対応の条件は緩めにしてあります。判定材料が足りないときは、赤ではなくグレーになります。

AI検索クローラがこのページを読める状態です

判定3項目にひとつも引っかからなかったとき。

AIは読めますが、一部ブロックまたは利用制限があります

3項目のいずれかが「一部」のとき。制限指定だけが理由でもここまで。

AI検索がこのページを読めない可能性が高いです

土台2項目のどちらかが未対応のときだけ。バッジに「!」が付きます。

グレー 判定対象外、または判定できませんでした

HTTPS以外、ローカル環境、管理画面らしきパス、または robots.txt やページ情報を取得できなかったとき。

開いて、見て、そのまま渡す。

操作は4手で終わります。判定はブラウザの中で完結し、確認したページの内容が3rdPartyTrustへ送られることはありません。

1

ページを開く

読み込みが終わった時点で自動的に判定が走ります。開始操作はありません。同じサイト内を回遊するあいだ、robots.txt は10分間キャッシュして再取得しません。

2

バッジの色を見る

ツールバーの拡張アイコンに色が付きます。色だけで伝えるのが原則で、文字が出るのは赤のときの「!」だけです。アイコンにマウスを乗せると一行の要約が出ます。

3

パネルで事実を確認する

アイコンを押すと、色と同じ帯・判定3項目・参考情報が開きます。どのトークンをブロックしているか、どの指定がどこ(metaかHTTPヘッダか)にあるかまで、判定に使った事実がそのまま並びます。

4

事実をコピーする

「事実をコピー」でパネルの内容をMarkdownとして取り出せます。書き出されるのは表示されている事実だけで、順位づけや対応方針は含みません。サイトを直したあとは「再判定」で取り直します。

Chrome Extension Manual

機能別マニュアル

まず基本操作だけ読めば使えます。判定の根拠まで確かめたくなったら、該当する項目へ進んでください。

01

基本操作とパネルの構成

インストール、判定のタイミング、パネルに何が並ぶか。すべての画面に共通する前提です。

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インストールと判定

Chrome Web Storeから追加

Chrome Web Storeで「Chromeに追加」を押します。追加後、確認したいページを開くだけで使えます。

判定は自動で始まる

ページの読み込みが完了した時点で判定が走ります。開始ボタンはありません。タブを切り替えたときは、直前の判定結果をキャッシュから即座に反映します。

外部への問い合わせは3件まで

1ページの判定で行う外部取得は、robots.txt、現在ページの生HTML、llms.txt の最大3件です。それぞれ3秒でタイムアウトし、取れなかった場合は取れた材料だけで判定するか、グレーにします。

キャッシュ

同じURLの判定結果は10分間、robots.txt と llms.txt はオリジン単位で10分間保持します。取得に失敗した値はキャッシュしないため、次に開いたときに取り直します。保持先はブラウザを閉じると消える領域です。

パネルの構成

最上部の帯

バッジと同じ色の帯に、一行の要約が出ます。赤のときだけ、その下に理由が1行付きます(検索用クローラを全社ブロック、または本文がJavaScript依存)。

判定3項目

AI検索クローラ、本文の生HTML可読性、AI利用の制限指定の順に、✓(対応)/⚠️(一部)/✗(未対応)/-(判定不可)と状態ラベルが並びます。制限指定の項目だけは「なし」「あり」という語で表します。

事実の補足

各項目の下に、判定に使った事実が並びます。ブロックしているトークン名、その指定がどのAI検索に効くか、指定が meta と HTTPヘッダのどちらにあったか、といった内容です。対応方針は書きません。

参考枠

「参考情報(判定に影響しません)」の見出しで、色に一切影響しない事実をまとめています。

フッター

提供元と、ボット定義の最終確認日を表示します。公開版のボット定義は2026-07-30時点のものです。

2つのボタン

事実をコピー

パネルに表示されている事実をそのままMarkdownにしてクリップボードへ入れます。URL、判定時刻、3項目の状態、事実の補足、参考情報、注記が含まれます。順位づけや対応方針は付きません。

再判定

判定結果とオリジン単位のキャッシュ、ブラウザのHTTPキャッシュをすべて無視して取り直します。robots.txt を直した直後や、本文の出し方を変えた直後の確認に使います。

ボタンが出ない場合

HTTPS以外・ローカル環境・管理画面らしきパスは仕様上の判定対象外なので、判定時刻と2つのボタンを表示しません。取得に失敗しただけの場合は表示され、再判定できます。

判定時刻

「たった今判定」「N分前に判定」のように相対表示します。キャッシュされた結果を見ているかどうかがここで分かります。

02

土台①:AI検索クローラ

robots.txt を、クローラの役割ごとに分けて読みます。ブロックの意味が役割によって違うためです。

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役割の分け方

検索用

AI検索の索引に使われるクローラです。ここをブロックすると、そのAI検索の回答や引用に出なくなります。OAI-SearchBot、Claude-SearchBot、PerplexityBot などが該当します。

ユーザー起点

ユーザーの質問に応じてその場でページを読む取得です。ChatGPT-User、Claude-User などが該当します。一部は公式に「robots.txt が適用されない場合がある」と明記されており、パネルにもその注記を添えます。

学習用

モデルの学習に使われるクローラや制御トークンです。GPTBot、ClaudeBot、Google-Extended などが該当します。ブロックしてもAI検索での引用可否には影響しないため、事実として表示するだけで色は変えません。

対象範囲

公開版は11事業者・19トークンを役割つきで判定します。内訳は検索用5、ユーザー起点6、学習用8です。

未対応(赤)になる条件

3社そろったときだけ

ChatGPT検索・Claude検索・Perplexity の検索用クローラが、現在ページに対してすべてブロックされているときだけ未対応になります。1社だけのブロックは「一部」です。

Googleを条件に含めない理由

AI Overviews と AIモードは Googlebot の機能として動いており、Google-Extended では制御されません(Google公式)。Google-Extended は Gemini の学習・グラウンディング制御にあたるため、学習用として扱います。

一部の検索用ボットは条件に含めない

Amzn-SearchBot と MistralAI-Index は検索用ですが、赤の条件には数えず事実表示のみとします。

旧トークン

anthropic-ai と Claude-Web は公式ドキュメントから消えた旧トークンです。robots.txt に残っていても現行クローラには効かないため、その旨を添えて表示します。

サイト全体のDisallow

現在ページは許可されているが、サイト全体には広範な Disallow がある場合、その事実を補足として表示します。判定はあくまで現在ページのパスに対して行います。

03

土台②:本文の生HTML可読性

クローラが最初に受け取るHTMLに本文が載っているかを、文字数で確かめます。

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数え方

2つの本文量を比べる

ページのHTMLを取得し、script・style・コメント・タグ・実体参照を落として空白を除いた文字数を数えます。これを、ブラウザが表示している状態の本文量と比べます。

十分に載っていれば対応

生HTML由来の本文が1,500文字以上あれば、レンダリング後との差を見ずに対応とします。

未対応になる条件

生HTML由来の本文が500文字未満で、かつ表示されている本文が2,000文字以上あるとき、本文がJavaScript依存とみなして未対応にします。

短いページを取り違えないために

生HTMLの本文が500文字未満でも、表示されている本文との差が500文字以内なら「静的に本文が載っている短いページ」として対応にします。

中間の扱い

生HTMLの本文が500〜1,500文字のときは、表示されている本文がその2.5倍以上あれば部分的にJavaScript依存の疑いとして「一部」にします。

生HTMLが取れなかったとき

未対応にはしない

HTMLを取得できなかった場合、表示中のページから見えるシグナルだけで代替判定します。この経路で未対応にすることはありません。

代替シグナル

SPAらしいルート要素があり、表示されている本文が2,000文字以上あり、主要な本文コンテナの中身が空で、scriptが10本以上ある、という条件がすべて揃ったときだけ「一部」とします。

判断に迷う場合

この項目は誤って未対応にすることを避ける設計です。材料が足りないときは対応寄りに倒れるため、確定的な診断としてではなく、追加確認の入口として使ってください。

04

判定③:AI利用の制限指定

meta robots と X-Robots-Tag のうち、公式に効果が文書化されている指定だけを扱います。

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効果がある指定

noindex / none

検索インデックスから除外されます。AI検索の引用元からも外れます。none は noindex と nofollow を合わせた指定にあたります。

nosnippet / max-snippet:0

スニペットを許可しない指定です。AI Overviews とAIモードへの入力も拒否したことになります(Google公式)。

noarchive

Bing Copilot の回答とグラウンディングから除外されます(Microsoft公式)。

nocache

Bing Copilot が使えるのはURL・タイトル・スニペットのみになります(Microsoft公式)。

出どころを区別する

各指定について、meta タグにあったのか HTTPヘッダにあったのかを区別して表示します。

効果がない指定

noai / noimageai

主要AI事業者はこの指定を尊重していません。書かれていても効果がないという事実として、薄い表示で挙げるだけにとどめます。色には影響しません。

この項目だけでは赤にならない

制限指定は運営側が意図して置いている場合があります。単独で未対応と断じることはせず、最大でも黄までにとどめる設計です。

05

参考情報(判定に影響しません)

色を左右しない事実です。判定材料として採用しなかった理由も含めて、ここに置いています。

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表示する事実

構造化データ(JSON-LD)

主要な9種類の型について、必須プロパティが揃っているかまで見ます。ただしGoogle公式が「AI機能に必須ではない」と明言しているため、判定には使いません。

日付情報

datePublished などの日付が検出できたかを表示します。

ページの軽さ

極端な場合だけ表示します。生HTMLが2MBを超える、またはTTFBが3秒を超えるときに限ります。精密な閾値には公的な根拠がないため、判定はしません。

llms.txt

有無を表示しますが、判定には影響しません。2026年6月の13.7万ドメイン調査で、公開されているファイルの97%にAIボットのアクセスがなかったという注記を必ず添えます。

data-nosnippet要素

ページ内に data-nosnippet が付いた要素があれば、その件数を表示します。該当部分は AI Overviews の入力から除外されます。

CDN

レスポンスヘッダから確実に分かる場合のみ、Cloudflare、Akamai、Amazon CloudFront、Fastly を表示します。CDN側のAIボット制御は robots.txt に現れず、この拡張からは検証できないという注記を添えます。

判定に使わない理由

公的な根拠のあるものだけを色にする

構造化データ、著者情報、見出し構造をAI対応の採点根拠とする説は広く出回っていますが、公式の裏づけがありません。色を変える材料からは外し、事実の表示にとどめています。

迷ったら赤にしない

本当は問題のないページを未対応と表示する誤りを避けるため、未対応の条件は厳しく、対応の条件は緩めに設計しています。判定できないときは赤ではなくグレーになります。

06

判定しないページと、判定できなかったとき

グレーには2種類あります。仕様上そもそも判定しないページと、材料が取れなかったページです。

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仕様上の判定対象外

HTTPS以外

http:、chrome:、about:、file: で始まるページは判定しません。

ローカル環境・プライベートネットワーク

localhost、127.0.0.1、10.x、192.168.x、172.16〜31.x、.local で終わるホストは判定しません。

管理画面らしきパス

/wp-admin、/admin、/dashboard、/login で始まるパスは判定しません。過剰に広げず、明白なものだけを対象外にしています。

再判定しても変わらない

これらは仕様上の対象外なので、判定時刻・コピー・再判定を表示しません。

判定できなかったとき

robots.txt を取得できなかった

土台①の材料がないため判定不能とし、理由を添えてグレーにします。未対応(赤)にはしません。再判定で取り直せます。

ページ情報を取得できなかった

ページ内の情報収集に失敗した場合もグレーになります。読み込み直後などに起きることがあるため、再判定を試してください。

扱わないこと

確認できるのは robots.txt、生HTML、meta robots、X-Robots-Tag の範囲です。実際にAI検索がそのページを引用したか、回答に使ったかは、この拡張では分かりません。サーバー側でユーザーエージェント別に出し分けている場合、CDNがAIボットを既定でブロックしている場合も、robots.txt には現れないため検証できません。

構造化データ、日付、ページの軽さ、llms.txt、CDNは参考情報として表示しますが、色には一切影響しません。これらをAI対応の採点根拠とする説には公式の裏づけがないため、判定材料から外しています。AI対応チェッカー は、外から観測できる事実を短時間で揃え、次に何を確認すべきかを決めるための道具です。

ボット定義は各社の公式ドキュメントに追従する必要があります。公開版の最終確認日は2026-07-30で、パネルのフッターにも表示しています。

判定はブラウザ内で行います。閲覧中ページのURLや内容を3rdPartyTrustへ送信することはありません。判定結果はブラウザを閉じると消える領域に保存されます。取り扱いの詳細はプライバシーポリシーに記載しています。

この結果を、サイトの設計に接続する。

AI対応チェッカー が示すのは事実までです。そこから先の設計は、株式会社サードパーティートラストが引き受けます。

  • robots.txt の役割別設計と、AI検索クローラに対する方針の整理。
  • 本文がJavaScript依存になっている構成の見直しと、配信方式の設計。
  • AI検索経由の流入を、GA4側で分けて把握できるようにする計測設計。
  • 公開情報の構造そのものを、読まれる前提で組み直す編集設計。